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エレベーターの点検について

最終更新: 2020年11月27日



 エレベーターの点検には、法律で定められた年1回実施報告の必要がある「定期検査報告」と、基本的に毎月実施される「保守点検」があります。「定期検査報告」は、管理組合が実施報告する義務のある点検であり、実施報告を怠ると罰則があります。「保守点検」は、自主的に検査するもので、検査頻度を減らすことも可能ですが、エレベーターは毎日使用するものであり、検査回数を減らすことはお勧めしません。

 エレベーター点検は「定期検査報告」「保守点検」を含めて、エレベーター点検会社とメンテナンス契約をすることが一般的です。今回は、そんなエレベーターの点検のお話です。

フルメンテナンス契約とPOG契約

 エレベーターのメンテナス契約には「フルメンテナンス契約」と「POG契約」の2つの方式があります。

フルメンテナス契約とは?

 フルメンテナンス契約とは、エレベーターの運転機能を常に安全・良好に維持する責任をメンテナンス業者が負う契約です。点検はもちろんのこと、一部の費用を除き、故障が起きても一切の修理費用が定額管理費の中からまかなわれます。通常は、設置したメーカーが、保守管理も含めて、一貫して行うことが多いです。

POG契約とは?

 POG契約のPOGとは、「P:パーツ」「O:オイル」「G:グリス」の頭文字を取ったもので、POG契約とは、基本的な点検だけを委託する契約のことです。点検の結果、補修が必要となった場合は、別途修理費用が発生します。エレベーターメーカーではない独立系の会社が実施するケースが多く、月々の点検費用も、フルメンテナス契約に比べれば低額です。

どちらがお勧め

 一般的には、信頼性をとるか、価格をとるかということになります。

 製品品質の向上で、故障も少なくなってきました。エレベーターの耐用年数は30年程度であり、新しいうちはあまり故障しません。新築から、さほど時間の経っていないマンションはフルメンテナス契約からPOG契約に変更するのも選択肢の一つとして考えてもいいと思います。反対に、いままで長期にわたりフルメンテナス契約で点検してきたマンションが、故障が多くなる時期に、POG契約に変更するのは、得策ではありません。


点検会社変更によるコストダウン

 点検会社としては、大手エレベーターメーカー以外に、独立系の会社もあります。メーカー系の会社から独立系の会社に、点検会社を変更することで、コストダウンがはかれるケースもあります。車の車検も、ディーラーの車検は高いですが信頼性があると依頼する人もいますし、価格の安い町の修理屋さんに依頼する人もいます。これと同じと考えてください。

 そのような顧客ニーズに対抗する目的で、大手メーカーは、24時間遠隔監視等で、よりサービスの向上をはかっています。

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