快適マンションパートナーズ 石田
エントランスに台車の用意

先日私の住んでいるマンションで年に1回の防災訓練が実施されました。防火管理者から、マンションに備えられている防災備品の説明があったのですが、その中にポリタンクがあり、万が一の断水時には受水槽から、直接ポリタンクに給水し、部屋まで運ぶという話がありました。高松は雨の少ない地域であり、過去にも渇水で、水道が出なくなり給水車で水を運んでもらったという事もありました。
受水槽の水を抜く装置は準備されていたのですが、いざポリタンクで自分に部屋まで運ぶというと重量も重く大変です。
そこで防災委員会の反省会時にエントランスに手押し台車を事前に用意し、水運搬等に利用してもらおうということになりました。手押し台車は、防災時以外でも、重たい荷物を部屋まで運ぶ時や、大型ごみの搬出等にも利用でき便利です。
当初はエントランスに置いておいて自由に使ってもらおうという話だったのですが、「返さない人がいるのではないか?」という意見もあり、管理員室に保管し、日頃で使う人は管理員に声掛けしてから使うというルールで運用することにしました。
以前にこのブログで紹介した発電機や、バーベキューガーデンもそうですが、防災用品を用意しても日頃使わないのはもったいないです。せっかく皆さんの管理費を利用して購入するのですから、緊急時だけに使うのではなく、キャンプに行くときや、日頃のリクレーションにも貸し出すことで、より利用率も高まり、入居者の満足度もアップするのではと思います。