今回の話は、会社員時代に聞いた話です。皆さん真似はしないでください。
その話とは「家に帰ってきた小学生が、おもむろにランドセルにささっていた30cmの定規を取り出し、オートロックの自動ドアの下から差しこんで、定規を左右に振って自動ドアを開ける。」というものでした。
エントランスの内側には、自動ドア近くの天井等に人を感知して自動ドアを開けるセンサーが設置されています。この小学生は、誰に聞いたわけでもなく、このセンサーを感知させて、オートロックを開ける方法を見つけたのでしょう。この他にも、チラシ等の紙を、自動ドアの隙間から投げ入れて、同じくセンサーを感知させて、自動ドアを開ける方法もあります。
マンションによっては、オートロックの暗証番号を住人に教えているところもありますが、子供等が友達に教えたりして漏れてしまうのをおそれて、鍵でしか解除できなくしているマンションも多いです。また、最近は顔認識で自動で開錠されるマンションもありますが、コロナの影響でマスクをしたままだと、画像認識が難しいようです。
また、オートロック付きマンションで、うっかり鍵を持たずに出かけて、オートロックが開けられず、他の住人が帰ってくるまで、何時間も待ったという話も聞きます。寒い冬場だと命の危険性すら感じます。私も東京の賃貸マンションの1階に住んでいた時に、鍵を忘れた入居者から、「オートロックを開けてもらえませんか?」と、窓越しにいきなり話しかけられて、ビックリしたこともありました。
センサーの位置や種類によって、必ず開くかどうかはわかりませんが、冒頭に書いたオートロックの開錠方法は、もしかの時に役立つ方法かもしれません。
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