マンションでは、キッチンや洗面所・トイレなどの床は、水に強いクッションフロアーが貼られているケースが多いです。クッションフロアーは防水性も高く、また比較的安価な床材ですが、デザインや素材的に高級感が感じられないというデメリットもあります。
最近の戸建て住宅では、キッチンの床にタイルが貼られているケースも多く、マンションでも防音二重床の上であれば、LIXIL等の商品で、床タイルの施工が可能な商品もあります。
今回は、キッチンの床にタイルを貼る場合のメリットとデメリットのお話です。
キッチンの床をタイル貼りにするメリット
・掃除がしやすい
油がシミになりにくく、また洗剤などによって色落ちしたり劣化したりという心配もない
・耐久性・耐水性が高い
タイルは耐水性があるため、水や油がこぼれても安心
・傷がつきにくい
・色やデザインが豊富
タイル材は他の素材よりも多くの色や種類が多い
キッチンの床をタイルにするデメリット
・床が冷たい キッチンの床にタイルを使用すると、床はひんやり涼しくて快適ですが、冬になると底冷えする
冷たさを感じます。
・滑りやすいタイルもある キッチンの床をタイルにする場合、大理石調など表面がツルツルしているタイルを選ぶと滑り
やすく危険です。
・防音性能がクッションフロアーより劣る
・ガラスの食器等を床に落とした時に、割れる確率が高くなる。
・クッションフロアーに比べて施工費が高価
防音二重床のマンションにお住まいの方は、リフォームの際に検討してみてもよさそうです。
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