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  • 快適マンションパートナーズ 石田

マンションに和室がなくなっている

最終更新: 4月12日



 最近のマンションのパンフレットや広告をみてみると、和室がないマンションがほとんどです。かつて、和室は、茶の間・寝室・子供の遊び場・客間とフレキシブルに使用できるため、とても便利な部屋でした。また、あわせて設置される押入れは、奥行きが90cmあり、布団や衣装ケース等の大型物入も兼ねられる、マンションにとっては重宝されるスペースでした。ちなみに布団の収納のためには、奥行き90cmの収納が必要です。奥行き60cmのクローゼットは洋服を収納するためのものであり、布団の収納は出来ません。


 和室の良さの一番は、部屋の使い方が限定されないことです。昼間はちゃぶ台やコタツを置いてリビングの一部として使えますし、畳には防音性能もあるため、小さな子供の遊び場としても重宝します。夜は布団を敷いて、夫婦の寝室や、客間として使用も出来ます。子供が小さい時は、家族そろって川の字で寝ることも可能です。フスマをとっぱらえば、リビングの延長スペースとして、大人数のパーティー等にも使用可能です。

 間取り的にも、和室は横長リビングの奥に設置されるケースが多いですが、昼間はフスマを開け放って使うため、部屋に窓がなくても、違和感はありません。


 最近の間取りを見ると、リビングの奥にあった和室を、単純に洋室に変更したものが多く見られます。しかし、本来独立性の高い洋室に、引き分けの引き戸を付けるのは、個人的には、抵抗感があります。洋室にするのであれば、はやりバルコニー側に設置して、プライバシーを確保したドアの開閉と居室としての窓の設置は必須だと思います。


 個人的には、四畳半でもいいので、和室は残して欲しいと思います。畳をフチなしタタミに変更することや、畳の周囲にフローリングで縁甲板を設置することで、違和感なく和室を設置できると思います。お正月や、雛飾り等、和室があれば、日々の生活にも潤いが生まれます。マンションデベロッパーには、和室のしつらいや使い方を含めて、新しい生活提案のあるマンションを発売して欲しいものです。


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