「マンション管理新聞」は毎年5月、「総合管理受託戸数ランキング」を掲載しています。それによると2023年度の管理戸数ランキングは以下の通りです。
1位:東急コミュニティー(501,870戸、9,964棟)
2位:日本ハウズイング(489,666戸、10,288棟)
3位:大京アステージ(427,864戸、7,974棟)
4位:長谷工コミュニティ(390,085戸、4,759棟)
5位:三菱地所コミュニティ(327,900戸、5,065棟)
6位:大和ライフネクスト(276,473戸、4,373棟)
7位:合人社計画研究所(233,222戸、4,903棟)
8位:三井不動産レジデンシャルサービス(207,539戸、2,762棟)
9位:住友不動産建物サービス(176,472戸、2,184棟)
10位:野村不動産パートナーズ(174,931戸、2,589棟)
11位:日本総合住生活(161,883戸、7,647棟)
12位:あなぶきハウジングサービス(151,631戸、3,091棟)
13位:穴吹コミュニティ(112,738戸、2,079棟)
14位:伊藤忠アーバンコミュニティ(107,200戸、1,640棟)
15位:グローバルコミュニティ(大阪)(103,376戸、2,384棟)
16位:東京建物アメニティサポート(79,778戸、1,288棟)
17位:近鉄住宅管理(70,808戸、1,051棟)
18位:ライフポート西洋(69,670戸、1,663棟)
19位:レーベンコミュニティ(62,002戸、1,060棟)
20位:ナイスコミュニティー(61,495戸、1,297棟)
トップは東急コミュニティーの50万戸、第2位に独立系管理会社大手の日本ハウズイングの49万戸、第3位のライオンズマンションで有名な大京アステージの42万戸が続きます。東急コミュニティは2021年12月にダイアパレスの管理が多かったコミュニティワンを合併した効果が大きいのかもしれません。
また第12位の穴吹コミュニティ(11万戸)は大京アステージと同じオリックス不動産グループなので、この2社がもし合併すれば、53万戸となり、業界最大手の管理会社ができることになります。
国交省が発表している分譲マンションのストック数は約686万戸なので上位12社の管理戸数348万戸で、約50%を占めていることになります。管理業界は、大手の管理会社が多くのマンションを管理し、中小の管理会社は厳しい状況がわかります。
独立系の管理会社では第2位:日本ハウズイング(489,666戸、10,288棟)・第7位:合人社計画研究所(233,222戸、4,903棟)の健闘しています。
またこの中には、12位のあなぶきハウジングサービスと13位の穴吹コミュニティの高松に本社がある会社が2つもランクインしているのも特徴として挙げられます。
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