令和4年12月23日の閣議決定を受け、表題の税制が創設されました。
税制改正の概要 ○ 管理計画の認定を受けたマンション等において、長寿命化工事が実施された場合に、その翌年度に課される建物部分の固定資産税額が減額されます。 ○ 減額割合は、1/6~1/2の範囲内(参酌基準:1/3)で市町村の条例で定めることとなります。 【対象マンション】 ○ 築後20年以上が経過している10戸以上のマンションであること ○ 長寿命化工事を過去に1回以上適切に実施していること ○ 長寿命化工事の実施に必要な積立金を確保していること 【対象工事】 ○ 令和5年4月1日から令和7年3月31日までの間に完了した長寿命化工事
記載内容を要約すると、築20年以上で過去に1回以上大規模修繕工事を実施したマンションが「管理計画認定制度」を取得し、大規模修繕工事を実施した場合に、建物部分の固定資産税の1/6~1/2(基本は1/3)が減額されるという制度です。
私の住んでいるマンションの年間の固定資産税は約8万円なので、半分が建物の固定資産税だとしても4万円の1/3の1万円超が減額されることになります。マンション全体で考えると100万円超の減額になります。
高松市は今年の4月から「管理計画認定制度」が開始されます。私の住んでいるマンションは2年後に大規模修繕工事を実施予定なので、来年度中に「管理計画認定制度」を取得したいと考えています。
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