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  • 快適マンションパートナーズ 石田

二地域居住

最終更新: 4月28日



 2021年3月19日に新しい「住生活基本計画」が閣議決定されました。その中に、「新たな日常に対応した、二地域居住等の住まいの多様化・柔軟化の推進」という文言があります。

 コロナの影響で、リモートワーク・テレワークといった働き方が社会的にも一般化してきました。それに合わせて、地方で住まいを構えたいというニーズが高まっています。土地代が安く、快適な居住空間がそのまま執務場所になる、という地方での新しい生活様式が脚光を浴びています。

 国土交通省は、「全国二地域居住等促進協議会」の設立を発表しました。都心と地方での二地域居住の促進普及と気運の向上を図る、といったことが目的とされています。


二地域居住とは?

 二地域居住とは、都市で生活しながら地方での豊かな暮らしを実現できる、いわば人生を2倍楽しむライフスタイルとして提唱されています。テレワークが可能になることにより、職場の近くに居住地を限定されることが少なくなり、都心での生活と地方での生活を楽しむことができる、と定義されています。

 地方に住宅ニーズが生まれれば、現在の空き家問題の解消や、地方の商業の活性化にもつながるかもしれません。


 四国遍路をしていた時にも、毎年冬の間だけ、宿屋に長期滞在するという人がいました。寒い冬は温暖な四国で暮らし、秋と春は東京で過ごし、夏は北海道で過ごすという人でした。

 また会社員時代には、平日は仕事のため東京で単身暮らしで、休みの日だけ、家族の住む佐賀の分譲マンションに帰って家族と暮らすという人にも会ったことがあります。


 テレビでは夏場に、涼しい北海道の釧路で長期滞在する人や、老後物価の安いポルトガルやフィリピン・タイ等に移住して年金暮らしをする人の番組もありました。


 会社員時代に、「老後の住まいの動向」について研究をしていた時の結論は、女性は年をとっても、生活に便利な街中を好み、男性は退職後、自分が育った田舎に帰りたがるという内容でした。

 理由は女性は地域地域で友達作りができるのに対して、男性は会社員時代の友達しかできず、退職して会社員時代の友達との交流が途絶えると、幼友達のいる実家に帰りたがるというものでした。

 最近はやりの「ポツンと一軒家」や「人生の楽園」というテレビ番組でも、旦那さんだけが、田舎で暮らし、奥さんは週末だけ、都会から田舎に来るという内容が多く、やはりそうなのかと思います。


 コロナ過の現状を逆手にとって、今回、国が示した二地域居住促進と、上記のような男女のニーズの違いをうまく組み合わせて、空き家問題や、過疎地の活性化対策等が、進展すればと思います。私も外国や風光明媚な土地を、長期滞在しながら、旅するように住めればと、憧れています。


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