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  • 執筆者の写真快適マンションパートナーズ 石田

人生100年時代のマンションライフを考える

更新日:2023年12月5日



 2023年3月17日の廣田信子さんの表題のブログを紹介します。


「人生100年時代、100歳以上の人は2022年9万526人に達しています。2000年の10倍以上になっています。それが、2050年には、60万人に達しているだろうと言われます。そして、2020年には、単身世帯が40%を超えています。

 1980年には、夫婦と子供等の家族世帯が40%を超えていて、単身世帯は20%だったのに…です。これからは、単身世帯の高齢者を、どう支えるかが大きな課題です。


 親が90歳代~100歳以上の高齢者になっている場合、それを介護する子供も、70歳代になっています。100歳の高齢者の施設入居の場合、子供が高齢になりすぎて、孫が責任者として届け出るケースが2割あるといいます。そして、高齢者は、最後をどこで迎えたいかという問いに、自宅が73%、病院が17%となっています。しかし、現実は、自宅が16%、病院が73%なのです。


 高齢者には認知症という課題があります。2025年には、5人に1人の高齢者(65歳以上)が認知症であると言われます。認知症発症者は、2020年には631万人、2025年には、730万人になります。2025年の小学生の人口が、642万人ですから、その数字の大きさがわかります。


 認知症の発症率は、男性より女性が高くなっています。東京都健康長寿医療センターの「認知症の総合アセスメント」では、80歳~84歳の認知症発症率は、男性12.1%、女性16.6%ですが、85歳~89歳では、男子20%、女子30%程度になり、90歳~94歳では、男子40%、女子50%程度になります。95歳以上では、男子50%、女子70%程度になると言われます。


 といっても、高齢者も8割は元気なのです。(国土交通省第6回サービス付き高齢者向け住宅懇談会 資料1)

 第1号被保険者3,588万人のうち、要支援・要介護の人は19%、あとの21%は自立しているのです。そして、高齢者の事故の約7割が住宅内で発生しているのです。実は、住み慣れた自宅が一番危険なのです。高齢者の交通事故は減少していますが、家庭内での転倒事故は、交通事故の4倍、入浴事故は、2倍以上なのです。


 こういう状況で、マンションで一人暮らしの高齢者が急速に増えます。

 100歳まで長生きすることを考えると、60歳台、70歳台で、今後のことを考える必要があります。


選択肢は、

1.そのまま、成り行き任せ(何が起こるかわからない、それまでは考えたくない)

2.住み替えを考えておく(親子で相談して、何かがあったり、何かがありそうになったら、予定通り住み替えを考える)

3.住み続けることを考える(親子で相談して、住み続けられる方法を考えておく)


 親子で話し合うということは、皆さん苦手だと思いますが、自分のためにも、子供のためにも必要なことなのです。


そして、選択肢の選択方法は、

1.自分の健康状態によって家族の選択にまかせる

2.自分で選択を決めて、介護が必要になったらそれを選択する。

3.自分で選択して、元気なうちに住み替える


という方法があります。これまでは、1.になりがちでしたが、これからは、2.3.の選択が大事になります。といっても、夫婦が2人ともお元気だと、そんなことは考えなくても何とかなりそう…と思いがちですが、2人とも一気に状況が悪くなることもあります。

 お一人が認知症を発症して、もう一人が、要介護になるということもあるのです。そのことも、考えておかなければなりません。


 高齢のご夫婦、一人暮らしの方が、なかなか決めきれないのは、「家族」と「お金」の問題があるといいます。周りに迷惑をかけたくないからと頑張り過ぎてしまうのです。それが、急に大問題になり、結局、子供任せになるのです。子供がいないご夫婦だと、余計に準備が必要です。それと、お金は子供たちに残しておきたいという思いです。

 でも、100歳まで長生きすると、もう、自分でお金は使い切っていいと思います。自宅を売却して、預金と合わせて、それで一番満足できる高齢者施設に入居するのです。様々な種類の施設がありますから、今のうちにどこにすればいいかを考えておくことです。

 そこで、最後まで面倒を見てもらえることは重要です。そして、できるだけ、外の家族や知人と面会しやすいことが大事です。コロナ禍で多くの人がそれを知りました。夫婦二人で入居できる住まいや施設もありますから、いろいろなところを見て考えてほしいと思います。

 自宅マンションがあり、経済的に余裕がある方は、子供に残そうなんて思わずに、自分の人生を自分で締めくくることだと思います。余裕がない場合も、自分なりのところが見つけられます。

 ものすごくたいへんなことのようですが、それを自分で決められることが、人生の締めくくりじゃないかと思うのです。


 マンションの管理は、次の世代に任せていいと思います。自分の人生の締めくくりを考えて、あとの人生を楽しんでほしいと思います。きちんとマンションライフを締めくくることが、マンションを次の世代に引き継ぐことにもなるのです。」


 この記事を読むと、昔の隠居生活を思います。定年退職をした高齢者は、マンションの将来について真剣に考え、色々な活動の中心になって活躍しますが、80歳を過ぎると、自分の健康や認知症で、それらの活動からも引退するようになります。最後は施設や病院で暮らすようになります。先日も私の住んでいるマンションで、かつては理事長として活躍されていた方が施設で亡くなったと管理員から聞きました。マンションの理事会活動も、親から子や孫に引き継がれ、マンションの終活を考える時代がやってきています。

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