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修繕履歴書から見えてきたもの

執筆者の写真: 快適マンションパートナーズ 石田快適マンションパートナーズ 石田


 前回の修繕履歴書作成の結果から、以下の内容がわかってきました。


その内容は同じ工事がある一定の周期で行われている実態です。

雑排水管洗浄:2年毎

消火器交換:10年毎

連結送水管耐圧試験:3年毎

量水器交換:8年毎

ガス漏れ警報器交換:5年毎


 消火器と連結送水管の耐圧試験は法定で定められているので仕方ないですが、その他の交換は任意です。上記項目の内、ガス漏れ警報器の交換は、管理会社から提案されましたが、マイコンガスメーターとガスコンロのガス漏れ安全装置が設置されていることから、今回は見送りました。


 また、その他では大規模修繕工事とインターホン工事を築18年目に、エレベーターの交換工事を築25年目におこなっていました。

 また、給水管・給湯管からの漏水により上階からの水漏れ事故は、築33年96戸のマンションで過去4件発生していました。(築25年目に2件・築26年目築27年目に各1件)


 これらの結果から、給排水管の交換はまだ不要だと思っています。(給水管は塩ビライニング鋼管、排水管は塩ビ管(トミジー管)、給湯管は銅管です。)


 修繕履歴を詳細に分析することで、今後の修繕工事の実施時期や必要性を検討することができます。


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