2024年1月31日に東京カンテイは、全国のマンションストック数ランキングを発表しました。マンションストック数とは、分譲マンションの総戸数のことで、全国では累計76万1千戸のマンションがあります。
四国では、香川県が29,615戸で24位、愛媛県が25,295戸で27位、高知県が13,668戸で37位、徳島県が11,119戸で40位となっています。
もっともストック戸数が多いのが、東京都の2,005,465戸、2位が神奈川県で1,013,525戸、3位が大阪府で872,175戸、4位が兵庫県で484,430戸、5位が埼玉県で474,236戸となっています。逆にマンションが少ないのは、43位が島根県で7,067戸、44位が鳥取県で6,434戸、45位が秋田県で6,314戸、46位が青森県で5,664戸、47位が福井県で5,608戸となっています。
また築30年以上の古いマンションのシェアが高いのは、61.8%の和歌山、61.6%と山梨、59.5%の新潟、56.1%の群馬の順になっています。四国で高経年マンションが多いのは、徳島の41.6%、香川34.1%、愛媛31.2%、高知27.8%となっています。
また、マンション化率を見てみると、最もマンション化率が高いのは東京都の28.21%で、第2位に神奈川県(23.09%)、第3位に大阪府(20.29%)となっています。地方圏では福岡県の16.18%がとび抜けて高く、全国の中でも5番目に高い水準となっています。なお、マンション化率が10%以上の地域は全部で10都府県です。(東京・神奈川・大阪・兵庫・福岡・千葉・埼玉・京都・愛知・広島)やはり大都市のマンション化率が高いことがわかります。
逆にマンション化率の低いのは、青森(0.96%)・秋田(1.49%)・山形(1.73%)・福井(1.92%)となっています。
四国では香川が6.78%、高知が3.95%、愛媛が3.91%、徳島が3.33%と、香川県のマンション化率が他の3県に比べて高くなっています。
また前年からの伸び率でみても香川は0.12%と、高知の0.1%、愛媛の0.03%、徳島の0%に比べて高く、新築マンションが多く建設されていることがわかります。
これらのデータからも、マンションは今後ますます増えてくる住居形態だと思われます。マンション管理士の活躍の場もより増えてくると思われます。
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