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執筆者の写真快適マンションパートナーズ 石田

四国電力が提供する「EV-ery Charge」は使える



 四国電力が提供する、駐車場に電気自動車用の普通充電設備を設置し、充電するサービス「EV-ery Charge」(エブリチャージ)の資料を先日取り寄せてみました。


 マンションの入居者から直接四国電力に申し込むことで、各駐車場毎に四国電力が低圧の充電設備を無料で設置し、月額料金は基本料金4000円(充電設備のリース代等)+充電した電気代(最大1.65円/分)の費用を入居者が直接四国電力に支払うという内容です。

 契約期間は5年間で、充電開始はスマホで操作でき、支払いもクレジットカードかPayPayで支払います。また途中解約した場合は5年間までの残り期間に2000円を掛けた費用を中途解約違約金として支払う必要があります。

 マンションへの電気の引き込みは、マンション共用部からでなく、敷地外の四国電力の電柱から直接引き込むので、電気自動車用の充電器の数が増えても、共用部の電気代が上がることはありません。ただし、設置費用を下げる目的で、充電設備をもった駐車場は、電柱からの引き込みが近い場所に集中的に設ける必要があり、駐車場を電気自動車用スペースと普通自動車スペースに区画する必要があり、駐車場の入れ替えが発生します。

 また、その為に管理規約に、四国電力の充電設備をマンション駐車場に設置することを許可することと、その駐車スペースは電気自動車利用者が優先的に利用できる旨を記載した内容を追記する必要があるとのことです。


 私の住んでいるマンションでは、今期規約のみの変更を行い、2年後に実施する大規模修繕工事時に、充電設備の設置費用については修繕積立金から拠出しようと思っています。設置費用を管理組合負担とすることで、月々の基本料金(4000円)を半額程度に下げてもらい、より入居者が電気自動車を利用しやすい環境を整備したいと思います。


 提案書を見て、この商品は「使える」と思いました。また、自動車メーカーによっては、電気自動車を買うと、1年間の基本料金をメーカーが負担してくれる自動車メーカーもあるそうなので、今後ますます充電設備設置の要望は増えてくると思います。


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