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  • 快適マンションパートナーズ 石田

 大規模修繕工事ってなに?

最終更新: 2020年6月24日

 快適マンションパートナーズの石田と申します。香川県高松市で、大規模修繕工事のコンサルタントを主とした一級建築士事務所とマンション管理士事務所を開設しております。一般の人には、あまり馴染みのない、マンションの大規模修繕工事や管理組合運営上のお困り事解決のためのブログを書いていこうと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。


大規模修繕工事って何?

 今回は、マンションの大規模修繕工事についてお話したいと思います。大規模修繕工事とは、ネットで見ると色々な定義が出てきていますが、私の見解としては、簡単に言うと、足場を組んで行う工事のこと。足場を組むためには、駐車場の車移動の必要がある場合もありますし、足場を覆うシートのおかげで洗濯物が干せなかったり、バルコニーの植木を部屋内に取り込む必要があったりと、普段の生活にも様々な影響が出てきます。費用も戸当たり100万円前後必要ですし、そのための事前準備も大変です。

 工事の内容としては、外壁の修繕(剥がれそうなタイルの張替え、塗装のやり替え)サッシ廻りや打継部分のシール(ゴム状の防水材)の打替え、水洗いによる外壁洗浄等、足場を架けなければ出来ない工事は必須です。その他、屋上防水や、廊下・バルコニーの床シートの張替、駐車場アスファルトのやり替え等、マンションの劣化状況や、かけられる工事費によって実施内容は変わってきます。

 以上の工事は現状復旧工事ですが、これだけでは入居者の満足度はアップしません。上記の工事にプラスしてバリューアップ工事を実施することで、入居者の満足度が上がりますし、マンションの資産価値もアップします。

では、どのようなバリューアップ工事があるのでしょうか?

 まずはバリアフリー工事です。マンションの高齢化に伴って、入居者の高齢化も進展してきます。共用玄関に車椅子用のスロープを設置したり、階段には手摺を設置することは、必須として考えたほうが良いと思います。

 次はセキュリティ対策です。古いマンションではオートロックになっていないマンションもあります。玄関ホールに自動ドアを設置してオートロック付きマンションにすることもできます。またインターホンをテレビ付きに変更したり、エレベータ内に防犯カメラを設置したり、2回目以降の大規模修繕工事では、各戸の玄関ドアを交換してダブルロック仕様の玄関ドアに交換することも検討しても良いでしょう。

 その他としては省エネ工事もあります。屋上防水のやり替えでは外断熱工法に変更すれば、最上階の入居者は夏場の熱さの解消になります。3回目以降の大規模修繕工事では、サッシの交換も必要になってきますので、窓ガラスをペアガラスに変更すれば、冬場の結露対策や省エネにも有効です。これからは、電気自動車が増えてくることも考えられるので、駐車場に充電用の電気コンセントを設置しても良いかもしれませんね。

 上に揚げた項目はバリューアップ工事のほんの一例です。日頃不満に思っていることや、こんな事できないの?あそこの新築マンションのようにしたいなど、可能性は無限大です。どうですか?こうやって考えると大規模修繕工事にも、色々な可能性が考えられませんか?もしかしたら、このブログを見て、早く大規模修繕工事をやりたいと思った人もいるのでは?

 古くなった場所を直すだけでなく、マンションに新しい価値をつける。結果、マンションの資産価値が上がり、かけた費用以上に中古マンションの価格も上がる。これが新しいタイプの大規模修繕工事だと思っています。


 「快適マンションパートナーズ」は、そのような入居者の皆さんのお手伝いをさせていただきます。お気軽にご相談ください。

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