2回目の大規模修繕工事は建築後30年前後で実施されますが、修繕委員の人と話していると、住戸内のトイレや洗面化粧台・浴室を交換したいとの要望も良く聞かれます。建築後20年超を過ぎると、共用部分だけでなく、専有部分も修理や交換が必要な部分が多く出てきます。
上記のような要望が出た場合には、管理会社や大規模修繕工事を実施する施工会社と相談して、大規模修繕工事の施工中に「リフォーム相談会」を開催することを、提案しています。
大規模修繕工事と同時に専有部のリフォーム工事を実施するメリットは
① 工事中の騒音が発生しても、大規模修繕工事と同時のため、それほど気にならない。
② エントランスホールやエレベーター内は、大規模修繕工事で既に養生されており、別途養生を行う必要がない。
③ トイレ交換や浴室交換等、同時に同じような工事をまとめて施工するため、戸別にリフォーム工事を実施するよりも安価に工事が実施できる。
等のメリットがあります。
2回目の大規模修繕工事を実施予定の管理組合は、「リフォーム相談会」の開催も、是非検討してみてください。
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