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執筆者の写真快適マンションパートナーズ 石田

子育て支援型共同住宅推進事業



 国土交通省は2021年11月26日に、分譲マンションや賃貸住宅を対象に、転落防止や防犯対策など子どもの安全にかかわる対策費用を補助する事業を始めると発表しました。来年1月から募集する予定で、分譲マンションを改修する場合、1戸あたり100万円を上限に改修した所有者に費用の3割を補助する制度です。

 分譲マンションの改修では、①転落防止手すりの設置②チャイルドロックや立ち消え防止の安全装置の付いた調理器の設置③防犯性能の高い玄関ドアの設置④防犯フィルム、防犯ガラス、面格子等の設置⑤防犯カメラ設置(録画機能のあるカメラ付きインターホン設置を含む)。上記5つをすべて満たす必要があります。


 一般的なマンションで言えば、①④は既に対応済の場合が多く、②③⑤の改修を同時に行えば補助金をいただけることになります。

・チャイルドロックや立ち消え防止の安全装置の付いた調理器の設置:約15万円

・防犯性能の高い玄関ドアの設置:約30万円

・録画機能のあるカメラ付きインターホン設置:約20万円


 3つの部位を改修して、約65万円。条件の100万円以内で納まりますし、20万円超の補助金を国からいただくことが可能です。大規模修繕工事でインターホンや玄関ドアの改修を検討している管理組合は、この補助金事業が活用できないか、検討してみてはいかがでしょうか。


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