• 快適マンションパートナーズ 石田

宅配ボックスの設置

更新日:5月16日



 マンションで多い要望の一つに宅配ボックスの設置があります。コロナ過の中、配達員との積極も避けられるなどのメリットもありますが、一方でデメリットもあります。今回は宅配ロッカー設置のメリットとデメリットのお話です。


メリット

再配達の手間が省ける

 一番のメリットは再配達の手間が省けることです。ただし、・新特急郵便・現金を内容とする書留・配達証明・特別送達・本人限定受け取り・料金・運賃または手数料の支払いを要するもの・税付き郵便物・国際郵便物・保冷の必要なもの等は受け取りが出来ません。


宅配ボックスから荷物の発送も可能

 最新の宅配ボックスには、発送機能もついています。いちいち宅配業者まで荷物を持ち込まなくても、宅配ボックスに入れておけば発送もしてもらえます。特にゴルフやスキーに行かれる方等は、マンションの宅配ボックスに預ければゴルフ場まで運んでくれ、プレーが終わればまたマンションまで配達してくれるため、手ぶらで行ける等、とても便利です。


クリーニングの受け取りも可能

 近くのクリーニング店と提携して、宅配ボックスを介してクリーニングの預け入れ・受け取りが可能な宅配ボックスもあります。いちいちクリーニング店に行かなくてもいいので、楽になります。


電動シェア自転車や集会室の鍵管理も可能に

 宅配ボックスの高級機種には、携帯電話やネットと連動して、集会室やシェア自転車の予約機能と鍵の貸し出しを連動させた機種もあります。この宅配ボックスを設置すれば、管理員さんがいなくても、これらの共用施設の予約と利用が可能になります。また、AED(自動体外式除細動器)を設置するスペースを用意した機種もあります。


デメリット

設置費用・管理費用がかかる

 一番の問題は設置費用と維持費です。

設置のためには機種によりますが100~200万程度の費用と、ロッカーの保守点検費用等が別途必要になります。また、耐用年数は15年程度といわれており、それを過ぎるとメンテナンスのための、部品がなくなるので、宅配ボックスの定期的な交換が必要になります。


重い荷物の運搬が大変

 不在時に重たい荷物を宅配業者が宅配ボックスに入れられると、エントランスから自宅まで自分で運ぶのが大変です。宅配ボックスがなければ、再配達で自宅まで持ってきてもらえるのに、宅配ボックスがあるおかげで、却って大変な場合もあります。


宅配ボックスが一杯だと利用できない

 お歳暮やお中元の時期には宅配ボックスが一杯になるケースもあります。その場合には、宅配ボックスがあっても結局再配達になります。


利用頻度が家によって違う

 宅配ボックスを良く利用する住戸と、まったく利用しない住戸と、同じマンションでも利用頻度が異なります。良く利用する住戸の人にはなくてはならない設備でも、まったく利用しない人にとっては、単なる金食い虫の設備になります。


まとめ

 宅配業者の時間帯別配送のおかげで、以前よりも宅配ボックスの必要性は薄れているように感じます。また、住戸によって宅配ボックスの必要度に違いがあり、新たに設置する場合には、なかなか賛成が得られないのも事実です。以前に聞いた話では、宅配ボックスを物置替わりにつかって長時間利用する人や、小学生が家に帰らずにランドセルを宅配ボックスに預けてそのまま遊びに行くというような、ルール無視の使い方もされていたようです。

 人気の宅配ボックスですが、最初から設置されているマンションならともかく、新しく設置したいというマンションでは、案外設置にハードルがあるよう思います。



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