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執筆者の写真快適マンションパートナーズ 石田

新築マンション購入時にもSNSが最も参考に!

更新日:2022年10月6日



 2020年5月25日の廣田信子さんの表題のブログを紹介します。


「スタイルポートが、コロナ禍で居住用の新築マンションを購入した、東京在住のX世代(40~50代)100名を対象に「X世代マンション購入者の行動変容」に関する調査を実施し発表しました。



特定の新築マンション購入を具体的に検討した際に、X世代が参考にした媒体は…

・不動産ポータルサイト(SUUMO)など:52.0%

・YouTube:51.0%

・Twitter:47.0%

・Instagram:43.0%

・クチコミサイト:41.0%

・TikTok:39.0%

・チラシ:32.0%

・ブログ:31.0%

・テレビCM:27.0%

・雑誌:27.0%

・交通広告:23.0%

・新聞:22.0%

・本:20.0%

・その他:12.0%

・わからない/答えられない:1.0%

という結果になりました。


 「YouTube」「Twitter」「Instagram」「TikTok」などの「SNS」を参考にマンション選びを行っていることがわかりました。新築マンションでのこの結果には、ちょっとびっくりしました。「SNS」やブログで収集した情報が意思決定に影響したか…については、「かなり影響した」が57.2%、「やや影響した」が32.9%という回答となりました。


 SNSやブログで情報収集を行う理由は、「リアルな口コミを見ることができるから」が57.1%、「動画や画像とともに情報収集できるから」が52.9%でした。


 そして、購入時に「マンションギャラリー」に行ったかどうかという質問には、90%が行った、8%が行かなかったと回答。


 行かずに購入した人もいるんだ…と、これにも、びっくりしました。「マンションギャラリー」に行った人に、行ったときに不満に思ったことを聞くと、「マンションギャラリーに足を運ぶのが面倒」が50.0%、「マンションギャラリーでの説明時間が長い」が45.6%、「訪問日時の調整や予約作業が面倒」が41.1%という結果になりました。


 これによって、「マンションギャラリー」の在り方が検討されることになりそうです。X世代(40~50代)でこの数字です。

 ミレニアル世代(20代後半~30代後半)と同社が呼んでいる世代では、もっとSNSの影響が大きく、「Twitter」70.3%と、もっとも参考になったと答えています。

 コロナ禍において、様々な分野でデジタル化が進んでおり、マンションという大きな買い物の検討行動においてもデジタル活用が幅広い世代に浸透しています。

 「マンションギャラリー」というリアルならではの体験価値を提供するとともに、デジタルやオンラインの利便性を兼ね備えるが必要になるでしょう。時代の大きな変化を感じます。」


 この調査では他にも「Q4.マンション購入検討時に、SNSで具体的にどのような情報を参考にしたか、教えてください。(自由回答)」との質問には

<自由回答・一部抜粋> ・42歳:利便性や実際に住んでみてのメリット、デメリット。 ・56歳:周囲の環境。 ・43歳:マンション評論。 ・47歳:周辺の価格相場。 ・41歳:住んでる人の不満点。 ・56歳:付近の24時間の環境、住み心地。 ・44歳:購入前の口コミと購入者の評判。


 「Q5.あなたはマンション購入検討時に、「中古」や「賃貸」のマンションも検討しましたか。」との質問には「中古と賃貸の両方を検討した」が57.0%、「中古を検討した」が28.0%という回答もあります。

 また「Q8.具体的な購入検討物件に関して、情報収集・検討を行う際に、全ての部屋タイプをVRで内覧することができたら、購入時の意思決定がもっとスムーズにいったと思いますか。」との質問には「非常にそう思う」が41.0%、「ややそう思う」が47.0%という回答となりました。

 「Q9.マンションギャラリーで渡される資料は、「紙」と「データ」どちらの方が良いですか。」との質問には、「データ」が70.0%、「紙」が25.0%という回答となりました。

 「Q10.あなたは、マンション購入時の説明をオンラインでも受けましたか。」と質問したところ、「受けた」が70.0%、「受けていない」が28.0%という回答となりました。」


 私の会社員時代でも転勤が決まり単身赴任で住まいを探す折に、現地に行かずのネットのみで契約する社員もいました。

 賃貸マンション等では、現地に行かず、オンラインやVRで契約をする人も増えてきていますが、ついに分譲マンションでも同様な状況になってきているようです。

 分譲マンションのモデルルームや豪華なパンフレットは販売経費の多くの部分を占めます。モデルルームを取りやめて、その分販売価格を下げるようなマンションも今後出てくるのではないでしょうか?


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