
三井不動産レジデンシャルと三菱地所レジデンスは東京都港区の三田で超高級分譲マンション「三田ガーデンヒルズ」を現在建設中です。
分譲マンションとしては港区最大となる25,246m2の敷地面積に、最大階数14階の6棟のマンションが建設され、総戸数は1,002戸で一般販売対象が952戸、店舗が2戸。入居時期は2026年1月下旬の予定となっています。
価格帯としては、平均坪単価で1,300万円程度とのこと。ボリュームゾーンは90m2前後とのことなので、坪単価1,300万円の90m2であれば約3.5億円。より豪華な仕様が多いPARK MANSION棟は、坪単価1,700万円程度になるということです。
共用部の施設としては、会員制のジム・プール、ゴルフレンジ、スパ、サウンドスタジオ、ワークスペース、カフェラウンジ、キッズルーム、バーベキュースペース付きのゲストハウス、ミニストア、バー、レストラン、幼児教室などが計画されています。こうした共用施設の総面積は約3000m2を計画。
有名レストランの食事が定期的に入れ替わるキュレーションレストランも提供され、コンシェルジュサービスでは帝国ホテルと提携の予定。帝国ホテルのバーテンダーによるバーサービスやバレーパーキングサービス(エントランス車寄せで車を預かり駐車するサービス)、ポーター(部屋まで荷物を運んでくれる)、ドアマン(玄関先での送迎)などのフロントサービスが提供されます。
住みながら、帝国ホテルのサービスが受けれるということです。

PARK MANSION棟のエントランス部のファサード
三田ガーデンヒルズのフラッグシップ棟とも言えるPARK MANSION棟のエントランス部は、ファサードに旧逓信省簡易保険局庁舎が再現され、内部のロビーなどにも旧建物から取り外したステンドグラスなどの部材が使われています。そのため、最新のマンションでありながら、歴史のあるホテルのような風格も備えていることが特長となっています。
一部の部屋では、「家事サポートプラン」というものも提供されます。このプランでは、プライベートエリアと家事エリアを分割し、それぞれ行き来できないように施錠できるようにすることで、ハウスキーパーが部屋に入りやすくなっているそうです。
私たちが住んでるファミリーマンションとは別世界のマンションです。当然月々の管理費もかなり高額になると思います。東京には、このような生活が送れる人々が1000戸あまりもいるということに、驚きを覚えます。
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