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災害時に備えて携帯用トイレの準備

執筆者の写真: 快適マンションパートナーズ 石田快適マンションパートナーズ 石田

更新日:1月9日



 先日、マンションの防災対策を検討している管理組合と一緒にあなぶきハウジングサービスの研修施設である「あなぶきPMアカデミー」を訪問し、防災対策のコーナーを見学しました。

 施設の説明員からは以下の説明がありました。

①    災害が起こってもマンションは、新耐震のマンションであれば倒壊等までは至らないので在宅避難を基本として考えること。

②    マンションの防災は自助(自分で備える)と共助(管理組合で備える)が大事であること。

③    自助としては飲み水や食料のローリングストックで、最低3日間、できれば1週間分は自宅内で保管しておくこと。


 その中で携帯用トイレの準備の話がありました。災害時には停電や断水・排水管のズレ等が発生した場合に自宅のトイレが使えなくなることがあります。そのような場合に使用できるのが、携帯用トイレです。

 

 私が住んでいるマンションは、災害対策用として下水マンホールの上に設置できる災害用トイレを準備しています。万が一の時はそのマンホールトイレを利用すれば良いと考えていたのですが、説明した担当者より「災害時にはエレベーターの復旧までに時間がかかります。実際に熊本地震でも、余震が続き、そのたびにエレベーターが停止し、実際にエレベーターが使えるようになるまで1週間程度かかりました。トイレは1日に5回程度は行くと思いますが、その度に階段を使い、14階から上り下りしますか?」という問いかけがありました。

 言われれば確かにその通りです。家族3人で1週間利用するとして、100個程度は携帯用トイレを準備しておく必要がありそうです。

 飲み水・食料以外に、携帯用トイレも是非準備しておく必要がありそうです。

 

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