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執筆者の写真快適マンションパートナーズ 石田

理事会役員への自薦・他薦は必要

更新日:4月25日



 3月になり次期役員の選任を進めているマンションも多いと思います。


 マンション無料相談会でも、相談を受けた際に、自分で理事に立候補して、マンション内の色々な問題を解決すればどうですか?とアドバイスすることが結構あります。そんな折に、うちのマンションは輪番制で理事が決まっていて、立候補できないという返答があることもあります。

 先日、ある管理会社の人と話していたところ、そこの管理物件では、輪番制の前に、役員の自薦・他薦を行っているマンションは管理物件の約1割で残りに9割は、輪番制のみということでした。自分で立候補する理事は、理事になって何かをしたいという目的意識が明確で、良い人であればいいですが、大規模修繕工事を自分の関係する施工会社にさせたい等、問題のあるケースも多いので、自薦・他薦はあまり推奨していないとのことでした。

 確かに、管理会社の言い分も判りますが、組合活動を活性化させるためには、マンションを良くしたいという明確な目的をもった人に、理事になってもらうのが一番です。輪番制しか認めていないマンションの理事会は、是非、輪番で選ぶ前に、自薦・他薦を求める調査票を配付することをお勧めします。

 ただし、その人がワンマンにならないために、2期4年等の役員任期を定める。

 私がお勧めする役員の選任方法です。


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