top of page

議決権行使書 偽造

執筆者の写真: 快適マンションパートナーズ 石田快適マンションパートナーズ 石田

更新日:2023年9月1日



 先日、知り合いのマンション管理士から聞いた話ですが、管理員の不正が疑われる自主管理のマンションの総会で、マンション管理士を顧問として契約する総会議案を提案したところ、議決権行使書に多くの反対票があり、その筆跡が同じだったという話がありました。


 証拠がないので確信はもてないが、マンション管理士が顧問になれば、自分の不正が追及されるのをおそれた管理員が、議決権行使書を偽造したのではないか?という話でした。

 建替え等の重要な決議には、印鑑証明書等を添付し、委任状や議決権行使書が偽造できないように配慮しますが、普通の総会であれば、コピー機で印刷すれば、議決権行使書の偽造は簡単に出来ます。特にこのマンションでは、自主管理のため、配布回収のすべてを管理員が行っており、簡単に偽造ができる状況でした。


 日本人は性善説に基づいて会議等を開催しますが、昨今のコロナ対策の補助金不正受給等、性善説だけでは、成り立たない世の中になってきているようにも思います。

 今後は性悪説に基づいて、議決権行使書にナンバリングを行うことや、回収は理事長ポストの直接投函してもらう等の配慮も必要なのかもしれません。


閲覧数:11回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comentários


bottom of page