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執筆者の写真快適マンションパートナーズ 石田

賃貸VS購入

更新日:2021年4月26日



 「賃貸か?購入か?どっちが得か」という話題はいつも出てくる話題です。


 ネットに以下のような試算例がありました。

購入の場合 4000万円を35年ローンで借りた場合 全期間固定のフラット35の2021年1月金利(元利均等・団信なし)で計算すると 月々の返済額は11万4599円。 エリアにもよりますが、新築でなければ3LDK~4LDKのファミリータイプが選択できます。


賃貸の場合 中古のファミリータイプが4000万円くらいのエリアの家賃15万円程度


購入と賃貸の比較

購入4000万円VS賃貸15万円/月で、15年住んだと考えましょう。 賃貸で15年住むと、賃料合計は2700万円です。(更新その他諸経費含まず) 購入で15年間返済すると返済金額は2063万円です。(元利均等なのでこの時点での残高は2470万円です)


 賃貸派は、ここで15年住んでも、まだ借金が2000万超あることを問題にします。つまり差額700万円くらいなら、移動の自由を確保した方が良いのではないか?と。

 しかし、4000万円で購入した物件がたった15年で半値以下に下がる可能性はほとんどありません。  もう1点、賃貸15万円と4000万円購入の大きな違いが、月々の返済額の差、約3万5千円です。分譲の場合は住宅ローンの他に管理費や修繕積立金・固定資産税等がかかりますが、それでも、家賃よりは若干割安になると思います。浮いた分を考えなしで旅行などで消費してしまったら目も当てられないですが、この浮いたお金を貯蓄に回せたらどうでしょうか?15年間は大きな差になります。

ただし上記条件はあくまで中古マンションを購入するケースです。新築の購入を考えている方は購入は見合わせた方がいいです。新築は買ったとたんに2割価格が下がるとも言われています。物件にもよりますが、15年でマンション価格が半値になることが起こり得ます。


購入する住宅の条件も重要

 15年~20年くらいを居住期間と想定して、比較的資産目減りが低く、必要になったら早めに売れる物件を選ぶ必要があります。その条件は、立地を重視した物件を購入することです。駅から徒歩5分圏内や、生活に便利な街中の物件を選ぶことが重要です。実家が近いからとか、今通っている子供の学区域などといった理由でエリアを選んではいけません。  かつて勤めていた会社の創業者の奥様に聞いた話ですが、子供が東京の大学に行くのに、賃貸マンションは家賃がもったいないと、分譲マンションを購入したところ、大学卒業時にマンションが購入金額と同じ金額で売れたと言われてました。結果、4年間家賃タダで大学生活が送れたと、当時、一般の人には、子供の進学にあわせて東京にマンションを買うという発想はありませんでしたが、お金持ちは、どこまで行っても、お金がついて回るのだと、その時思ったものです。


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