先日実施した大規模修繕工事施工会社選定のプレゼン会で「あなぶき建設工業」から長期保証延長サービスの提案がありました。あなぶき建設工業が提案する「ずっと安心サポートPLUS」で屋上防水(室内への漏水)の10年保証を12年に、シーリング(室内の漏水)の5年保証を12年に、外壁塗装(剥離)の5年保証を12年に、バルコニー床防水(下階への漏水)の5年保証を10年に保障期間をそれぞれ延長するというものです。
他の建設会社でも、大京穴吹建設の「ずっとずっとサポート」や長谷工コーポレーションの「プレミアムアフターサービス」等があります。
どの会社も、大規模修繕の一般的な修繕周期である12年まで、漏水保障を延長することで、次回の大規模修繕までの安心を提供するサービスです。
あなぶき建設工業の社員に確認したところ、シーリングについては、高耐久のシーリングに変更するが、その他の部分は、従来品で施工するということでした。私の今までの経験でも、築12年程度での室内への漏水は、サッシ廻り以外からは経験がありませんので、サッシ廻りのシーリング材を高耐久性シーリングに変更すれば、それほどのリスクもなく12年保証は可能だと思います。(防水材メーカーは5年・10年の保証書しか出してくれないので、それ以上の年数の保証は、あなぶき建設工業が独自に保障するのだと思います。)
今後も、このような長期保証サービスを各社工夫して、提案して欲しいと思います。
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