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  • 執筆者の写真快適マンションパートナーズ 石田

館内公募に疑問



 先日の相談会に来られたあるマンションの理事の方から、屋上防水の見積もりを取ったので見て欲しいとの相談がありました。

 以前にも相談に来られた方で、以前の相談は、知り合いの業者に見積もりを依頼したが、区分所有者から、他の業者に頼んだ方が工事金額が安いと総会で騒がれ、また、その区分所有者が、建設会社にもクレームを言いに行ったので、建設会社が辞退して困っている。という内容でした。

 相談者には、業者の選定に当たっては、施工実績や建設業の許可を持っている等の基準を示して、公募したほうが良いですよ。とアドバイスしたのですが、今回は、その結果を持っての相談でした。


 相談者は館内公募によって業者募集を行ったとのことですが、以前騒いだ区分所有者の知り合いの業者と、理事長の知り合いの業者からの見積書が提出されました。また、理事長の紹介の業者の見積書は、数量も工事仕様も、騒いだ区分所有者の知り合いの業者と全く同じで、金額が5万円だけ安いという見積書で、最初にだされた見積書を参考に作成されたことが見え見えの見積書です。理事長の紹介業者であり、また金額も安いので、問題ないのでは?とも思いますが、かなり不信感が残ります。


 相談者には、価格の安さだけで決めるのではなく、個別に業者を理事会に呼んで、ヒアリング会を開催し、業者の質問への受け答え等も評価して、理事の多数決で決めるようにアドバイスしました。 

 もちろん、理事長紹介の業者の決議には理事長は参加できないこともアドバイスしましたが、理事長がいる理事会の場で、理事長の紹介業者以外に決定できるのかは、かなり疑問です。

 このように館内公募で業者選定をすると、どの業者が落札するにしても、かならず区分所有者の知り合いということになり、絶えずグレーな感じがつきまといます。いまだに館内公募しか実施しない管理組合は、やはり問題だと思います。

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