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執筆者の写真快適マンションパートナーズ 石田

高松市マンションデータベース

更新日:2022年7月14日



 高松市でも管理計画認定制度の施行に向け、市内の分譲マンションのデータベースを作るべくアンケートを実施するというお話を聞き、先日市役所の住宅・まちづくり推進室の方と打合せをおこないました。


 打合せに先立ち、改めて高松市に何棟マンションがあるのかとネットで調べたところ、昨年度までに421棟のマンションが確認できました。戸数で2万1千戸です。高松市の人口が42万人なので、1戸に3.5人住んでいると仮定すると、高松市民の6人に1人は分譲マンションに住んでいることになります。マンションを年代別で見てみると築40年超の旧耐震のマンションが35棟(8.3%)、築30~40年のマンションが90棟(21.4%)、築20~30年のマンションが約120棟(28.5%)、築10年~20年のマンションが約125棟(29.7%)、築10年未満が約50棟(11.9%)という内訳です。ここ10年は新築マンションは減っていますが、年間5棟程度は、新たに建てられている状況です。


 事業主別にみると、あなぶき興産が111棟、穴吹工務店が76棟、ダイア建設が58棟、和田コーポレーションが40棟、この4社で285棟と全体の67.7%を占めます。

 管理会社別では、穴吹ハウジングサービスが101棟、穴吹コミュニティが81棟、コミュニティワンが58棟、合人社計画研究所が44棟、この4社で275棟と全体の65.3%を占めます。事業主・管理会社とも上位4社で全体のマンションの約7割を占めていることのなります。


 現在の仕事を始めた時に、実際の高松の物件を見てみようと、市内の分譲マンションを見て回りました、築30年以上たっても、大規模修繕工事が行われた形跡のないマンションや、入居者用ポストを見てみると、入居者がおらず、ガムテープでポストの投函口が塞がれている住戸が、高経年化のマンションでは多く見られました。

 マンションの2つの老い「建物の老朽化・住人の高年齢化」の対策のためにも、行政との連携は今後ますます重要性を増すと思われます。

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