疑心暗鬼とは、人の疑いの心が、暗闇に鬼を見せるという意味で、「いったん疑い始めると怪しくないものまでが、怪しく見え、何でもないことが疑わしく、恐ろしく感じる。」ということです。
私のホームページの経歴に穴吹工務店に勤務と書かれていることについて、この疑心暗鬼のようなことが、最近続いておきました。お話をいただいた2件のコンサルタント依頼で、「実績も申し分なく、地元の会社ということもメリットなのだが、唯一、穴吹工務店出身ということが気になる。」という内容です。穴吹工務店系の施工会社が受注できるように、裏で画策するのではないか?という疑問です。また、穴吹工務店グループの施工会社が施工した場合に、監理がおざなりになるのでは?という懸念もあるようです。
「今は退職しているので、何の関係もありません。」と言っても、「施工会社選定のお手伝いをするだけで、決定権は管理組合の皆さんにあります。」と言っても、なかなか信用してもらえません。
そして、上記のような疑問を言うのが、決まって、元会社員や設計事務所勤務の人なのです。女性の理事の方からは、このような疑問は一切出ません。建設業界のことを良く知る人に限って、悪徳コンサルや談合の疑いを向けられる状況に、何とも言えない虚しさを感じます。
「あなた達も、談合をやってたから、そう思っているのではないですか?」と逆に聞きたいくらいです。また、意図的に、別のコンサルタントに発注するために、予防線を張っているのでは、とこちらが逆に、疑心暗鬼になってしまいます。
管理組合に信用してもらうために、どのような説得方法があるのか?思い悩む毎日です。
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