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  • 執筆者の写真快適マンションパートナーズ 石田

宅配ボックスに配達されない



 宅配ボックスがあるマンションなのに、不在時に宅配ボックスに配達されない例があるようです。その理由をネットで調べてみました。


日本郵便

 日本郵便では、宅配ボックスを利用するのに申請が必要です。郵便局は住人の情報などをデータで保存しているなど、配達に関してシビアであり、そこに住んでいるという証拠がなければ配達さえしないという場合もあるほどです。 日本郵便で宅配ボックスを利用する場合は、「指定場所配達の申請」が必要ですので、そちらの申請を行っていない場合は、宅配ボックスに届けてもらえない可能性があります。


佐川急便

 佐川急便は郵便受けに表札が出ている場合にのみ、宅配ボックスに配達することに決まっています。 郵便受けに表札が出ていない場合、転居している可能性もあります。通販で商品を購入した際、送り先を新しくするのを忘れ、転居前の住所のまま注文。そのことに気が付かないまま荷物が発送され、転居前の住所に配達されるということが、意外とあるようなのです。 郵便受けに表札があるということは、そこに住んでいるということですので誤配の可能性が少なくなります。 そのような場合には、宅配ボックスに配達しても良いことになっています。


クロネコヤマト

 荷物を届ける際、基本は手渡しとなり受取人のサインもしくは印鑑が必要となります。 これは、荷物を受け取ったのが確かに本人(もしくは家族等)であることを確認しているのです。 郵便受けに表札がなければ、そこが確かに受取人の家であるという確認が出来ません。

 その状態で宅配ボックスに荷物を入れると、そこに受取人が住んでいることが確認出来ないのに荷物を配達したことになります。 もしも受取人が転居をしていて、何かの手違いで前の住所に荷物が配達されていたとしましょう。

 その際に宅配ボックスに荷物を配達してしまっていると、荷物は『配達完了』の状態になってしまいます。

  受取人が住所の間違いに気が付いたとしても、荷物はもうヤマトにはありません。 直接転居前の家に行き、管理人さんに事情を話して開けてもらう等、非常に面倒な事態となります。

 実際に、宅配ボックスを使わないことによるクレームに比べ、宅配ボックスへ入れたことによるクレームの方が多いようです。


 その他、荷物の品名に『食品』と書いてある場合も、宅配ボックスへ入れない場合が多い様です。食品の場合中にどのようなものが入っているかわかりません。宅配ボックスの中で長期間受け取られないということも考えられますので、あまり宅配ボックスの利用はしません。

  また、食品の中でも米などの重量物の場合も宅配ボックスの利用は避ける様です。

 特にマンション等の場合は宅配ボックスから部屋までの距離があるため、重量物を運ぶのが大変だろうという配慮がなされます。

まとめ

 宅配ボックスに配達してもらうためには、郵便局は届出、その他の会社は、郵便ポストに名前の掲示が必要になるようです。また注文時に備考欄や住所の最後に「不在時は宅配ボックス希望」と記載することで、宅配ボックスに配達されるようです。また不在通知を受け取って、再配達を連絡する時に「宅配ボックス希望」と指定すれば、宅配ボックスに入れてもらえるようです。

 クロネコヤマトの理由欄にもありましたが、重たい荷物は、宅配ボックスではなく、玄関先まで持ってきて欲しいものです。その場合は、備考欄や住所の最後に「不在時でも宅配ボックス不可」と記載しておくほうが安心です。


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