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  • 執筆者の写真快適マンションパートナーズ 石田

建売住宅・売建住宅・注文住宅

更新日:2021年8月20日



 新築の戸建て住宅には、建売住宅・売建住宅・注文住宅の3種類があります。


 建売住宅とは、宅地造成された土地の上に既に住宅が建てられた状態で売られている住宅です。住宅を建てた後で売るので「建売住宅」と呼ばれています。建物は既に完成しているので、実物を確認してから購入できますし、購入後、すぐに入居することも可能です。スーツで言うと既製品ということになります。


 売建住宅とは、購入者はまず、造成された宅地を購入し、購入者の希望に併せて、数パターンの基本間取りに、若干の変更を加えて建てる住宅です。土地を買って(売って)から、住宅を建てるので「売建住宅」と言われています。ただし、なんでもかんでも自由に決められるわけではなく、建物の構造や、住設機器のグレード等は、決められた仕様の中から選ぶ必要があります。スーツで言うとイージーオーダーということになります。広告等では宅地分譲(建築条件付き)と表示されることが一般的です。建築条件とは、予め施工会社が決まっているということです。


 注文住宅は、造成された土地を購入するまでは一緒ですが、建物に関しては、一からプラン作成を行い、住設等もショールームを見学して、購入者が好きなものを選ぶことが可能です。スーツでいえばオーダースーツということになります。プラン作成から打合せが必要なため家が出来るまでの手間暇がかかりますが、家作りに拘りを持っている人にはお勧めの方法です。注文住宅では、宅地の購入も自由ですから、街中の狭小地や、斜面地のような土地であっても、建築士の設計力で魅力的な建物にすることも可能です。


 団地型の分譲戸建ての場合は、建売住宅か、売建住宅が一般的です。施工時にも、複数棟を一気に建てられるためコストも安く出来ますし、プラン打合せ等の時間が削減できるため、営業担当者の労力も削減されます。


 家づくりに手間暇や労力をかけたくないというお客様も一定数はいます。そのようなお客様は今まではマンションを購入していましたが、建売住宅や売建住宅を、分譲マンションと同じような販売手法で、安く住宅を販売することで、飯田建設や一建設といったパワービルダーが、住宅のシェア拡大をはかっています。


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