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執筆者の写真快適マンションパートナーズ 石田

ペットと一緒にエレベーターに乗る時の注意点

更新日:2021年1月15日



 ペット対応マンションが増えてきたのに伴い、ペットによるエレベーター事故も増えてきています。


 平成18年9月の国土交通省「東京都品川区のエレベーター事故の対応について」には、「ビルの8階で、住人の女性の連れていた犬がエレベーターの外に飛び出した直後にドアが閉まり、犬をつないでいた麻製のひも(長さ4.6m・太さ10mm)が挟まったままエレベーターが上昇したため、ひもを指に何重にも巻き付けていた女性の指4本が切断されたもの。」との事故報告もなされており、その他にも「ペットの宙づり事故」と呼ばれる「ドアが閉まる瞬間にペットだけがエレベーターから飛び出し、リードに繋がれたままの犬が宙づり状態になり、そのまま窒息死する事故」も増えています。


 最近のエレベーターでは、扉にリードを感知するセンサーが付いたもののありますが、リードが細い場合は感知しない場合もあります。エレベーターに乗るときには、必ずペットを抱きかかえて乗ることが重要です。また、エレベーターには引越し用の養生マットがずっと設置されているケースも多く、他のペットの臭いがつていた場合にマーキングのおしっこをさせないためにも、抱きかかえて乗ることは重要です。ペット対応マンションでは、マンション共用部内ではペットを抱きかかえるようルールが定められていますが、ペットが他人に飛びついたり、エレベーター事故にあわないために制定されたものです。


 最近のエレベーターには、ペットボタンが設置されたエレベーターもあります。これは、ペットをつれた入居者がエレベーター内のペットボタンを押すことで、各階の操作盤にペットの表示が出る仕組みです。

 入居者の中には、ペットアレルギー等、ペットの苦手な方もいらっしゃいます。そのような場合は、ペットボタンを見て、1回乗りすごして、ペットに遭遇しないように注意できます。またペット同士が同乗してのケンカ予防にも役立ちます。


 ペット飼育可マンションにお住まいの方は、次回エレベーター交換時には、ペットボタン対応のエレベーターも検討してはいかがでしょうか。


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