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  • 快適マンションパートナーズ 石田

マンションの帖数表示について

最終更新: 5月6日



 パンフレットに表示されるマンションの住戸の広さは、壁芯間の寸法で表されます。壁の厚さや、柱型の寸法等が無視されており、実際の広さは、パンフレット表示面積よりも狭くなります。実際の内法寸法での広さを知りたいのであれば、登記簿謄本に記載されている面積を参考にする必要があります。


 私が昔設計していた頃は、壁芯寸法計算で10㎡が6帖、7.5㎡が4.5帖と計算していました。それぞれの㎡数を1.65で割った数字になります。1坪が3.3㎡で2帖であることから、1帖は1.65㎡でした。最近は、実際の畳の寸法である90cm×180cm=1.62㎡を1帖として計算しているデベロッパーがほとんでです。1.62㎡で計算すると、6帖は9.72㎡、4.5帖は7.29㎡となります。先ほどの10㎡、7.5㎡と比べると0.3㎡前後狭くても、パンフレットでは同じ帖数で表記されることになります。


 実は江戸時代から、畳の大きさは地域によって違っていました。一番広い京間では1帖は191cm×95.5cm、一番狭い江戸間では1帖176cm×87.8cm、6帖で比較すると京間は10.94㎡、江戸間は9.21㎡ということになります。


 昔のことわざで「起きて半帖、寝て1帖」という言葉があります。これは、人ひとりが占める場所は起きている時は半帖、寝ても1帖あれば足りるということで、建築ではモジュールという言葉で、この基本寸法を表しています。このモジュールは世界中に存在しています。日本では1間=1.82mが基本単位とされており、建築材料の合板やボード等の寸法は1.82m×0.91mが、外国では体格の違いからメーターモジュールの2m×1mが一般的になっています。


 最近のマンションでは、このモジュールの概念がくずれて、和室の寸法が2.7mではなく、2.4m程度になっている間取りも出てきています。また畳もフチなし半帖タタミ等で仕上げられている例も多くなってきました。


 しかしあまりに間口の狭い部屋は使い勝手も悪くなります。洋室にベッドと机を設置することを考えても、最低有効寸法で2m20cmは必要だと思います。マンション購入前には、実際の家具レイアウト等も考えて、住宅を購入するようにしましょう。


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