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  • 執筆者の写真快適マンションパートナーズ 石田

マンションの最終には3つの出口がある

更新日:2023年9月7日



 令和 5 年 7 月 6 日(木)に開催された「第16回 全国マンション管理士合同研修会 in 盛岡大会」において、早稲田大学の鎌野邦樹先生から表題の話がありました。


 その中で、マンションの最終形としては3つの方法があるというお話がありました。

 まず一つ目はマンションの建替えです。これは、日本が発祥の再生方法ですが、基本的に容積率が余っていないと実現不可能ということで、いままでの建替えの実績も270件(2022年4月現在、指定災害115件除く)にとどまっています。今後も多くは採用されないだろうというお話でした。

 2つめのマンション再生方法はマンション敷地売却制度です。この再生方法はアメリカで多く採用されている方法であり、敷地売却後の使用方法にしばりがないため、再生の自由度は増すというお話でした。現在は民法で敷地売却は全員合意が必要ですが、新しい区分所有法では多数決で可能とするというお話しでした。

 3つの再生方法はマンション一棟リノベーションです。ヨーロッパでは、建物を壊さずに、内部のみを全面改修して、マンション以外の用途に改修する一棟リノベが主流とのことです。さすが古い石造りの建物が多く残っているヨーロッパの方式だと感心しました。マンションの建物躯体が良好であれば、改装費用も少なく、もっとも費用対効果の高い、マンションの再生方法だと思いました。この一棟リノベも現在は実施ハードルが高いですが、建て替えよりも、緩和しても良いのでは?という意見も出ているとのことでした。


 どちらにしても、今までは建替え一辺倒だったマンション再生が、このように3つの方法が具体的に示されたのは良いことだと思います。

 今後、敷地売却や一棟リノベの実施例が増えてくれば、マンション再生に対して、新しい取り組みが増えてくると思います。


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