先日、休みの日の午前中に家でくつろいでいた時に、いきなり停電が発生しました。
部屋中の電気が切れ、インターホンからは、何故かガス漏れ警報の警報音が鳴り響いています。このまま放っておくと警備会社がマンションまで駆けつけるので、まずは部屋内の分電盤を見てみます。マンションの分電盤は、玄関の下足箱や、洗面所に設置されているケースが多いですが、我が家の分電盤は何故かトイレに設置されています。
分電盤を見るとメインの主幹ブレーカーが落ちでいました。そこで、主幹ブレーカーの横にある子ブレーカー(分岐ブレーカー)をすべてOFFにし、主幹ブレーカーをONにします。
これで、インターホンの警報は出なくなりました。その後、子ブレーカーを順次ONにしていくのですが、リビングと表示された子ブレーカーをONにすると、やはり主幹ブレーカーが落ちてしまいます。リビングのコンセントに設置された電化製品のコードをすべて抜きましたが症状が改善しないので、電気配線の漏電も疑われるため、管理会社の駆け付けサービスを使い電気屋さんに来てもらいました。私のマンションはあなぶきハウジングサービスのハピサポに加入しており、点検時間が30分以内なら無料で電気屋さんに診てもらえます。
電気屋さんが来て、各部屋のコンセントや、漏電が多い水回りの食洗器等の点検をしましたが異常はみつかりませんでした。また、その後にリビングの子ブレーカーをONにしましたが、メインブレーカーが遮断されることもなく、普通に使えます。来ていた電気屋さんに確認したところ、古くなったブレーカーが原因で良くあるトラブルとのことでした。
分電盤やブレーカーの寿命は10年~15年とされています。私の住んでいるマンションは築30年超ですので、分電盤周りの機器も寿命を迎えています。そこで、来ていた電気屋さんに古くて故障していたと思われる子ブレーカーを1か所、交換してもらいました。費用は1万4千円(税別)でした。
ネットでみると、ジージー音がしていたり、熱を持っていたり、頻繁にブレーカーが遮断されたりするようになれば、分電盤の寿命が考えられるそうです。
いままで、分電盤の寿命は考えたこともなかったですが、皆さんの参考になればと思い、書かせていただきました。参考にしてください。
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