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塔状比とは

更新日:2021年11月18日



 塔状比とは、建築物の高さ方向と幅方向の長さの比率のことです。 言い換えると、建築物がどの程度細長いかを数値で表したものです。 塔状比は「建築物の高さ÷建築物の幅」という式で計算できます。 この式の値が4以上だと、その建築物は塔状建物と呼ばれます。実際に模型等を作って見れば良くわかるのですが、塔状比が4以上のマンションは、非常に不安定となり、小さな水平力で倒れてしまいます。


 一般的なマンションだと柱間の奥行き寸法は11m程度なので、この11mを4倍すると44mとなります。14階建てのマンションの高さが45mなので、一般的な14階建て以下のマンションであれば、塔状比は4以下になり、地震に対しても倒壊のおそれが少なくなります。


 塔状建物になると、建物を転倒させないために、杭が引き抜きに耐えるかどうかの検討や、基礎に重り(カウンターウェイト)を設置する等の検討が別途、必要になります。当然、それだけマンションの構造費用が高くなります。塔状比が6を超えると建築審査会の審査が必要になるなど、ますます建設へのハードルが高くなります。


 構造面からも、高さ45m以下でマンションを作ることには、合理性があるようです。


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