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  • 執筆者の写真快適マンションパートナーズ 石田

脱気筒(ダッキトウ)とは

更新日:7月3日



 先日管理会社の研修施設を訪問し、大規模修繕工事の施設を見学した折に、屋上防水のコーナーで、屋上に設置された金属の筒について、入居者から、「この筒は何ですか?」という質問がありました。

 この金属製の筒は脱気筒(ダッキトウ)といいい、屋上のシート防水を全面改修する場合に、新たに取り付けるものになります。新たに設置するシート防水と、既存のシート防水の間に存在する水蒸気を外部に排出するための設備になります。改修前のシート防水の表面には、雨水や、施行する時期によって水分が存在しており、脱気筒を設置しないままで施行すると、その水分が太陽の熱で温められ、水蒸気となり、新たに設置したシート防水層のシワやフクレの原因になります。

 そうならないよう、通気層を通して湿気を排気する脱気装置が必要となるのです。そのための装置が脱気筒です。

 脱気筒を取り付ける個数は、施工方法や屋上の面積、脱気筒の製品仕様によってもさまざまですが、50~100㎡に1個程度で設置する場合が多いです。イメージでいうと1住戸に1戸程度です。

 屋上であれば気になりませんが、ルーフバルコニーの場合には、いままでなかった金属の筒(脱気筒)が新たに設置されます。そのために、事前に説明しておかないと、工事終了後にクレームになるおそれもあります。設置する理由も含め、また設置場所についても、事前に了解を得ておくことが重要です。


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