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集会室のないマンションが増えている

執筆者の写真: 快適マンションパートナーズ 石田快適マンションパートナーズ 石田


 最近は理事会の打合せに呼ばれても、エントランスホールや管理員室で打合せを行うケースが増えています。

 かつては、住宅金融公庫の定めるマンションの建設基準に、50戸以上のマンションであれば集会室の設置が義務付けられていたのですが、最近のマンションでは、そのような基準もなく、また事業主にとっては、余分な共用部を作るよりも、少しでも売れる専有部を多く作りたいということで、集会室のないマンションが増えてきているようです。

 またマンションによっては、管理員室も必要最小限で、共用倉庫も設置されておらず、理事会の議事録や建築図面等の必要書類の置場にも困っているマンションも多くあります。


 集会室もエントランスにソファもなく、また管理員室が極小のマンションでは、入居者は一体どこで理事会を開催するのか?と疑問に思います。

 売る事が最優先で、買った後の入居者の利便性を考えていないデベロッパーの対応には不信感しかありません。

 賃貸マンションではないので、エントランスにはある程度のゆとりと、ソファセットや、集会室でなくてもよいので、出来ればキッズルームやワークスペースとして活用できる共用スペースを設置して欲しいと思います。

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