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  • 執筆者の写真快適マンションパートナーズ 石田

洗濯パンの防臭パッキンの劣化

更新日:2023年3月6日



 私の住んでいるマンションの理事会で、女性の理事の方から洗面所に下水の臭いがするという話が出ました。その時は洗濯パンの封水が蒸発して下水の臭いが上がってきたのでは?と話していたのですが、排水トラップに水を流しても臭いが納まらないとのことで、たまたま理事会に出ていた排水管洗浄業者に聞いたところ、洗濯パンの防臭パッキンの劣化を指摘されました。



 洗濯パンの防臭パッキンとは上記写真の黒いゴムの部分です。実際には下写真のよう排水ドレーンと洗濯パンの間に設置され、ゴムによって排水管との間に隙間がないような構造になっており、下水から臭いが上がってくるのを抑えています。



 ところが経年劣化によってゴム(防臭パッキン)が劣化し、排水管との間に隙間が発生し、下水の臭いが上がってくるとのことでした。(下図参照)



 私の住むマンションは築30年以上経過し、今まで一度も防臭パッキンを交換しておらず、劣化が予想されます。防臭パッキン自体は数百円で購入できるため、今回の排水管洗浄時にすべての住戸の防臭パッキンの交換を洗浄業者に依頼しました。

 築年数の古いマンションにお住まいの方は、洗濯パンの防臭パッキンの交換を検討することをお勧めします。


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