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  • 執筆者の写真快適マンションパートナーズ 石田

マンションが停電になったら

更新日:2022年5月30日



 3月22日に東京電力・東北電力管内で、節電の呼びかけが行われました。これは、3月16日に発生した地震により火力発電所が停まった状態の中、3月22日は寒波の影響で気温が低く、電力事情がひっ迫するために取られた措置です。実際に停電は発生しませんでしたが、電気が停まると、マンションはどのようになるのかを考えてみました。


その1:オートロックが使えない

 マンションが停電となると、まずは、マンションに入ることが出来なくなります。出入口のオートロックが使えず、自動ドアも開かなくなります。停電時には自動ドアを開け放しにする必要があります。自動ドアは、マンションの内側から電源をオフにして、手動で開け放しにも出来ます。だいたいの自動ドアは内部側のドア上部に電源スイッチがあります。停電になって慌てないように、自動ドアの電源スイッチの位置を確認しておくことが重要です。


その2:エレベーターが止まる

 次に困るのが、エレベーターが使えないことです。部屋からの上り下りは階段を使うほかありません。最低3日間、できれば7日間の水と食料をストックすることで、室内で生活できるようにしておくことも重要です。


その3:水が出ない

 マンションの水は給水ポンプによって上階まで上げられているために、水も使えなくなります。飲料水の確保以外に、水を使用しない簡易トイレや、水のいらないシャンプー、ウエットティッシュ等も用意しておくことが重要になります。


その4:携帯電話が使えない

 外部との連絡や、情報収集の手段として、携帯電話が重要なツールになりますが、電気がないと充電できずに使えなくなります。携帯バッテリーや、蓄電池等を用意しておき、携帯電話の充電が切れないようにしておくことが重要です。100円ショップに、車のシガーソケットから携帯電話に充電できる端子も売られています。万が一のために、車に用意しておくのもいいと思います。また、カセットコンロのガスボンベを用いて発電のできる発電機も販売されています。


 上記以外にも電気を使えなくて困る場面は、さまざまにあると思います。電気はインフラ設備の中で復旧が一番早いと言われていますが、千葉県では台風で1週間程度の停電が続いた地域もありました。万が一を考えて備えておくことが重要です。


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