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  • 快適マンションパートナーズ 石田

鉄筋コンクリートとは

最終更新: 2020年10月14日



 マンションの構造は鉄筋コンクリート造が一般的です。その理由は、地震に強いことや、断熱性・防音性に優れており、建物が固いために揺れにくく、居住性に優れていることが主な理由です。昔のマンションは11階建て以上になると、鉄骨が一部入ったSRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)が一般的でしたが、高強度コンクリートや高強度鉄筋が開発されたことから、最近のマンションでは超高層マンションでもRC造(鉄筋コンクリート造)で作られています。一方、事務所ビルでは、大空間が作りやすいS造(鉄骨造)が一般的です。

コンクリートの歴史

 コンクリート建築物が最初に登場したのは古代ローマです。「ローマンコンクリート」と呼ばれ、西暦128年に完成した「パンテオン」や、「コロッセオ」・「フォロロマーノ」がローマンコンクリートで作られています。しかしこの優れた技術は、古代ローマ帝国が滅亡すると伝承されなく、途切れました。

 その後、1903年に、オーギュスト・ペレがパリに「フランクリン街のアパートメント」を鉄筋コンクリートで建築しました。これが、世界最古のRC造集合住宅で、今でも現存しています。(築117年)

 古代ローマのコンクリートとペレ以降のコンクリートが決定的に違うのは、鉄筋があるかないかです。圧縮には強いが引っ張りには弱いコンクリートの弱点を、引っ張りに強い鉄筋がカバーすることで、理想的な建築材料ができました。

コンクリートの長所

 コンクリートの長所は以下の通りです。

① 自由な形に制作ができることから、多種多様なデザインに対応できる。

② 地球上に材料が豊富にあり、安価で調達しやすい。

③ 耐震性・耐火性・断熱性に優れている

④ コンクリートと鉄の膨張係数が同じで、材料としての相性がいい。

⑤ コンクリートは強アルカリ性のため、内部の鉄筋が酸化しにくく、錆びにくい。

⑥ 鉄骨造・木造に比べて、遮音性や剛性が高い。

コンクリートの短所

 一方短所は以下のようなものがあります。

① コンクリート強度は、水とセメントの割合で決定され、工事中の品質管理が重要になる。

② 鉄骨造や木造に比べて自重が重い。

③ 乾燥によって収縮し、ひび割れが起きやすい。

④ 鉄筋が劣化すると、劣化の進行が早まる。

まとめ

 鉄筋コンクリート造は、耐震性が高いことから、地震国日本で定着しました。また耐火性・断熱性・遮音性・剛性が他の工法よりも高く、マンションには理想的な構造として、広く普及してきました。

 今後も、コンクリートの高強度化が図られ、また弱点であったひび割れの少ないコンクリートも開発されてくると思われます。工法についても、現在の現場での型枠制作から、プレキャスト化も含めて、コンクリートは今後も、マンションの構造としては使い続けられていくでしょう。

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